歌ウマなら誰もが使っているテクニックで聞かれる歌声に

 

 

どうも!

こんにちは!

 

 

歌うことが好きで

ボイストレーニング

音楽について勉強している

 

 

ナオです

 

 

※記事最後のちょっと前に

 記事まとめがありますので

 手っ取り早く見たい方は

 スクロールをお勧めします!

 

 

ずいぶん遅れてしまいましたが

最近になってとある曲を聞きました

 

 

2020年グラミー賞

最優秀楽曲賞を受賞した

 

 

  ビリーアイリッシュさん

      「Bad Guy」

 

 

2018年10月1日~2019年8月31日までで

 アメリカで1番流行った

 とりあえず1番すごい曲のこと

 

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あなたは聞いたことありますか??

 

 

www.youtube.com

 

 

歌詞といい、歌声といい

曲の雰囲気といい

 

 

  「近づくとやばそうな雰囲気」

 

 

「めっちゃメンヘラそうな感じ」

 

 

って伝わってきませんでしたか?

 

 

「100人中100人がそう感じた」

だろうなって予想できるほど

 

 

どっしり暗くて

ほそぼそと繊細な感情が

表現されていると思います

 

 

   「でも、聞いてしまう」

 

 

  「曲の中にもっと

     踏み込んでみたい」

 

 

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と、興味を惹かれたも多いはずで

何よりグラミー賞受賞がその証拠ですね

 

 

      今回はこの曲にも使われている

      人を引き寄せる

    曲を聞かせるテクニック

 

 

          ご紹介します

 

 

歌うことが好きなら

自分の歌を誰かに

聞いてほしくなりますよね

 

 

それから

 

 

「めちゃくちゃ歌うまいやん!」

「あの人の歌を聞くのが好き!」

 

 

と、あなたを

褒めてくれるファンが

増えてほしくなると思います

 

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しかし、

 

 

「とりあえず歌ってみました!」

「とりあえず聞いてください!」

「好きになってください!」

 

 

と、いった感じで

 

 

    テクニックについて

       知らないまま

      歌い続けていると

 

 

     物足りなく

   面白みに欠けた歌に

   聞こえてしまったり

 

 

  無駄にテクニックを乱発して

  鬱陶しい歌になってしまいます

 

 

そうなれば

 

 

一定数のマニアックなファンはつくものの

グッとファンが増えるのは

難しいだろうと想像できると思います

 

 

さらに厳しい言い方をしてしまいますが

 

 

面白くない歌い方をしてしまうと

歌の1番すら

誰も聞いてくれません

 

 

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そのため

 

 

ほかのアーティストが

どんなテクニックを使って

人気を勝ち取ってきたのか

研究する必要がありますよね

 

 

そこで今回僕が

あなたに紹介するテクニックは

 

 

       「ウィスパーボイス」

 

 

       というテクニックです

 

 

         日本語にすると

   「ささやき声・息混ぜ声」

          になります

 

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先ほどのBad Guyは

このウィスパーボイスで

ほぼ全て歌唱されています

 

 

この曲で解説するには

説明が多くなり

ごちゃごちゃするのと

 

 

すべてウィスパーボイスなのは

ずいぶん特殊な例になってしまうので

 

 

今回はRADWIMPSさんの

「愛にできることはまだあるかい」を

例に説明していこうと思います

 

 

※ミックスボイスの時にも

 よく出てきますが

 

 

 ここは絶対にウィスパーボイスだ!

 ここは絶対にウィスパーボイスじゃない!

 

 

 とはっきりした区別は

 個人によって異なるためできませんし

 区別する必要がないと考えています

 

 

あくまで

息が多いウィスパーボイスもあるし

息が少ないけどウィスパーボイスになりえると

考えています

 

 

ON/OFFスイッチか

ボリュームスイッチかの

違い程度だと思います

 

 

www.youtube.com

 

 

①01:18までのAメロでは

 

 

 とてもふわふわしてて

 この音楽の世界に包み込まれるような

 

 

 息たっぷりの弱弱しい

 ウィスパーボイスが多めですね

  

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僕はこんな感じの場所に

ポツンと1人で

ゆっくり歩いている気がしました

 

 

②01:46までのBメロでは

 

 

 Aメロよりも息の割合が少なくなり 

 声・声帯の音の成分が

 強くなってきています

 

 

③02:26までのサビでは

 

 

 Bメロよりさらに息の割合が減り

 

 

 まっすぐで存在感がある

 響いた声になっていますね

 

 

さらに歌詞を

意識して聞いてみると

 

 

①の部分では

 

 

腐敗した社会に生きている

弱い僕の状況や不安が

弱弱しいウィスパーボイスで

表現されてあります

 

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②部分では

 

 

そんな腐敗した社会の中でも

立ち向かっている君の存在が

僕の心の支えになっており

徐々に希望の兆しが見えてきた

 

 

という風に徐々に声量が大きく

弱弱しいウィスパーは少なくなり

力強くなっています

 

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③の歌詞だと

 

 

こんな冷め切った世の中でも

愛という強い魔法を見つけた

僕たちに何ができるか

世界にわざと聞いている

 

 

という感じで、

②よりもっと歌声が

力強くなっている気がしませんか??

 

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この最初に

弱弱しいウィスパーボイスが

あったからこそ

 

 

Bメロ・サビがひときわ

力強く表現してあるわけです!

 

 

①の時点と②の時点で

一度聴き比べをしてみてください!

 

 

気づけば

全然ちがう発声方法

徐々に大きく壮大に変わっています

 

 

曲中の声量の変化

発声方法が変化すること

 

 

これらが音楽を語るときに

よく言われる抑揚に当たります

 

 

この変化・抑揚があるから

 

 

・7分間も聞いても飽きない

・曲の表現しているものが伝わる

 

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ウィスパーボイスを

取り入れるだけなのに

 

 

実はこんなテクニックが

隠されていたんです

 

 

それでは

 

 

誰でも簡単に

キレイなウィスパーボイス

なる方法を紹介します

 

 

・普段の地声に息を混ぜる

 

 

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 ざっくりになってしまいますが

 本当にそれだけです

 

 

どうしてもわからない方には

 

 

溜息をしながら声を出して

   ウィスパーボイスの感覚

 (息と声の割合) を知る

 

 

ウィスパーボイスの感覚を覚えて

 

 

  始めから溜息をするのではなく 

 

 

  始めから溜息なしで

  ウィスパーボイスを再現してみる

 

 

・ポイント1

 

 

記事中盤にあった通り

ウィスパーボイスができているかを

 

 

はっきりと区別してしまう

ON/OFFスイッチで考えるのではなく

 

 

力加減を調整する1~100までの

ボリュームスイッチだと考えると

成功しやすいはずです

 

 

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さっきの練習を

ON/OFFスイッチで考えてしまうと

 

 

溜息から声を出そうとする時に

「声を出そう」と意識しすぎて

 

 

息を吐くことを

意識できなくなってしまうからです

 

 

失敗してしまう考え方例

 

 

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溜息だけ・溜息100%か

声だけ・声成分100%か 

どっちかだけになってしまいがちなので

 

 

この中間を狙うといいです!

 

 

 成功しやすい考え方

 

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・ポイント2

 

 

先ほどの

「Bad Guy」も

「愛にできることはまだあるかい」にも

共通していることがあって

 

 

Aメロ・Bメロ・サビによって

ウィスパー度合いが

変わっています

 

 

愛にできることはまだあるかいで

解説したように

 

 

Aメロは息たっぷりのウィスパー

Bメロは少し息が少なくなったウィスパー

 サビはウィスパーはなくなり力強く

なっています

 

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どうして度合いを

調整しているかですが

 

 

同じことを

ずっとしていると

「一本調子で飽きられる」

からです

 

 

ぼそぼそと歌っているAメロを

2分も3分も、ずっと聞かされるのを

想像していただけると

分かりやすいと思います

 

 

あなたはどう感じますか??

 

 

このことから

 

 

ウィスパーボイスは

 

 

・Aメロだけに使うだとか

 

 

・息混ぜ度合いを

 ~メロごとに調整して

 

 

ほどほどに使うのが

有効だと考えられます

 

 

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 ・まとめ・

 

 

・聞かせる歌になるために

 必要なテクニックとは

 

 

・ウィスパーボイスを

 身につけること

 

 

ウィスパーボイスのやり方

 

 

溜息をしながら声を出して

   ウィスパーボイスになった時の

   息と声の割合の感覚を知る

 

 

感覚を覚えて

  溜息から始めるのではなく

  始めからウィスパーボイスを

  出してみる

 

 

・ポイント1・

 

 

ウィスパーボイスに

なっているか/なっていないかで

考えるのではなく

 

 

ウィスパーボイスっぽい?と

あいまいに考えたほうが

成功しやすい

 

 

・ポイント2・

 

 

同じことをずっとしていると

聞き手は飽きてしまうので

 

 

・Aメロだけに使うだとか

 

・息混ぜ度合いを

 ~メロごとに調整して

 

 

ほどほどに使うのが有効である

 

 

    今すぐにあなたの歌声に

    ウィスパーボイスを

  取り入れてみましょう!!

 

 

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いかがでしたでしょうか??

 

 

「地声だけでずっと歌ってた!」

 

「気が付かずに

 ずっとウィスパーしてた…」

 

 

という方は、実は多く

その状態のままだと

どうしても聞き手は飽きてしまいます

 

 

歌うことが好きになってくると

誰だって

 

 

「みんなに歌を聞いてほしい!」

と思いますよね

 

 

聞いてもらえないなんて

考えたくないし

もってのほかです

 

 

そうならないためには

 

 

奥が深くて難しいですが

抑揚のテクニックを

しっかり抑えることで

 

 

面白みのある歌に

進化していきます

 

 

そうなれば

みんなの耳にとまり

 

 

ファンが増えてくれる日は

もうすぐ目の前です

 

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この記事を

 

 

最後まで読んでいただき

ありがとうございます!! 

 

 

この記事が役に立ったと

思っていただけたら

 

 

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