プロみたいに『感情を揺さぶる歌声』になるには、〇〇をして気持ちを込めよう
どうも!
こんにちは!
歌うことが好きで
音楽について勉強している
ナオです
有名な曲しか分からないので
すべての曲までは
存じ上げないのですが
back numberって
失恋や片思いのラブソングが
多いイメージありませんか?
なんというか
声の出し方もそうだし
歌い方でも
めちゃくちゃキレイに
表現されているから
しっかりと歌詞を聞かなかったり
ぼんやりBGMとして流れていても
聞いている人に
曲の切ない雰囲気が
正しく伝わっているから
かなと思います
曲中に出てくる
人間として
完璧じゃなく未熟なところや
主人公のじれったい感情が
表現されていますね
今回はそんな
back numberのVo.清水さんが多用している
聞くだけで
相手の感情を揺さぶる
声の出し方
ご紹介しようと思います
さて、
今更になって
「ハッピーエンド」にハマって
よく口ずさむんですが
このコツを知らないまま歌うと
特に失恋曲に致命的な
曲が切なくならないし
めちゃくちゃ普通の
何でもない
機械的な棒読みの歌に
聞こえてしまいます
いつも言ってるように
面白くならなさそうな歌を
ずっとは聞いていられませんよね??
恐らく誰でも
つまらないものを見たときに
『したことがある』と思いますが
ネットにアップロードした場合だと
良くてブラウザバック
最悪だとバッド評価が付きます
みんなでカラオケの場だと
何とも言えない
静まりかえる空気ができてしまいます
ただし、
歌い方のポイントを抑えると
ホントに
曲の主人公が
あなたに乗り移ったかのように
歌に気持ちが込められ
機械にはマネできない
「人間のアナログさ」ならではの
リアルな感情表現ができ
聞いている人の
心に響かせることができます
そのコツとは
しゃくりと
フォールを
歌に取り込むことです
まずこのテクニックが
どんなものなのかというと
両方とも
アイコンの見た目と同じで
しゃくりとは
本来の100点満点の音程から
わざと少し低い音をはじめに出して
本来の高さにグイっと持ち上げる
テクニックです
これをすることによって
しゃくりを入れたところが
強調されるのと
リズムよく聞こえるので
より気持ちを込めて
歌っているように
聞く人は受け取りやすくなります
フォールというのは
高い音程から低い音程へと
グゥーーンとずり落とす
テクニックです
このフォールをすることによって
特にback numberの様な
ねっとり感といいますか
気だるげ・喪失感・切なさを
音が高いところから
落ちることで
表現されています
分かりやすい
しゃくりやフォールしているところを
「ハッピーエンド」で紹介すると
赤い太字がしゃくり
青い太字がフォールです
さよならがのどのおくに
つっかえてしまって
咳をするみたいに
ありがとうって言ったの
次の言葉はどこかと
ポケットをさがしても
見つかるのは
あなたを好きなわたしだけ
少し多めに書き上げてみましたが
Aメロだけでも
しゃくりが5回
フォールが7回
こんなにあります
ただし
先ほどにも書いた通り
少し多めに数えているので
歌うときにはもう少し
しゃくりやフォールを
減らしてもいいと思います
どこがしゃくり・フォールしているか
意識しながらもう一度聞いてみましょう!
それでは
まずはしゃくりのやり方
先ほどの「ハッピーエンド」から
ワンフレーズ抜き取って練習しましょう
音程が低いところから
高くなるフレーズが
しゃくりの練習を1番しやすいので
「ありがとうって言ったの」
ここを抜き取ります
『言った』だと
音を出しにくく
音程を取れないので
今回では『言いた』と発音しましょう
本来の音程バーでは
『言』『い』『た』
この3つ言葉は
はっきり音が分けられています
しかし
この
『言』と『い』の
声の間を切らずに
なめらかに歌うことによって
人間味のある
しゃくりあげになります
次にフォールのやり方ですが
『あなたを好きなわたしだけ』
ここはしゃくりと反対で
音程が高いところから
低くなるフレーズが練習しやすいです
先ほどの
しゃくりと同じように
高いところから低いところへと
声を切らずに
なめらかに歌うことによって
落ち込んだような暗い雰囲気
惜しんでいる様な印象を
表現として相手に伝えることができます
・簡単にやるには・
しゃくり・フォールする音程に
その言葉の母音を発声すると
やりやすいです
しゃくりパートで説明したように
『言いた』と発声すると
しゃくりやすいです
音程を合わせて
1度も声を切らさずに
『言ーーいーたー』
と声を出してみましょう
フォールだと
『わたしぃだけ』
と発声してみましょう
こっちも同じく
音程を合わせて
1度も声を切らさずに
『わたーしーぃーだけー』
と発音してみましょう!
・注意点1・
しゃくりでもフォールでも
同じことがいくつか出てきました
まずは音をつなげることです
しゃくりやフォールをするときに
音が途切れてしまうと
ユラユラしていた
音の滑らかさが失われ
一瞬音が止まってしまう
引っかかり感を感じてしまうので
それは完璧に失敗となってしまいます
絶対に音をつなげながら
音の高さを変えましょう!
・注意点2・
しゃくりやフォールは
曲のアクセントとして
あえて音程を外して行うものです
良かれと思って
ずっと音程を外しっぱなしにすると
どうでしょうか
逆に
音程を合わせれない音痴な人だと
見られてしまうので
多用は避けましょう!
アレンジ盛盛・テクニック盛盛も
もちろん良いですが
まずは好きなアーティストが
どんなふうに歌っているか聞いてみて
マネするところから始めてみましょう
・まとめ・
〇back numberのように
相手の感情を揺さぶる歌い方
になるには
〇しゃくりとフォールをして
人間らしいアナログな
音程の変え方をしよう!!
●しゃくりの仕方
本来の100点満点の音程から
わざと少し低い音を
はじめに出して
本来の高さにグイっと持ち上げる
●フォールの仕方
高い音程から低い音程へと
グゥーーンとずり落とす
〇簡単にやるには
しゃくり・フォールする音程に
その言葉の母音を発声すると
やりやすい
〇注意点1
絶対に音をつなげながら
音の高さを変える!
〇注意点2
フォールやしゃくりは
あえて音程を外して行うものなので
多用は避けましょう!
いかがでしたか??
あなたは
感情を揺さぶる歌声に
なれましたか??
昔よりもボーカロイドが
馴染んできた現代ですが
それでもまだまだ浸透しきれていません
その理由は
『機械的・デジタルな歌声』を
まず、受けつけないという人が
多いからだと思います
死んだ歌声だとは全く思いませんよ!
調声次第では
すごい歌声を聞かせてくれるのを
知っているので
また、これと似た事で
棒読みの歌って誰が聞いても
めちゃくちゃ歌ウマい!とはならないですよね
やはりそれも、
機械的に歌っているから
気持ちがこもってなく聞こえ
相手に感動を与えられないのだと思います
そこで考えてみると
われわれ人間が感動しやすいのは
『人間的・アナログな歌声』
だと僕は思います
人間のことは
人間が一番よく理解できるんです
例えば
話している時でも
語尾が低くなったりすれば
聞いているほうは
「あれ?元気ないのかな?」
といった風に伝わりますよね?
反対に語尾が上がれば
元気な印象を
相手に与えられます
これらのことや
冒頭のback numberのイメージと
同じように
発声中のイントネーションや
発声の仕方をリアルに変化させるのは
相手に歌のイメージを
受け取ってもらいやすいと思います
これが機械と人間の違いである
「活きた歌声」だと考えています
活きた歌声になれれば
憧れのプロのように
人々を感動させることだって
夢ではありません!!
今すぐしゃくり・フォールを
あなたの歌に
取り入れてみましょう!!
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